食中毒にならない。食中毒事故を起こさない。食中毒.対策.net

食中毒の概要

 食中毒とは、「食品、添加物、器具もしくは容器包装に起因する健康障害」と食品衛生法で既定されています。 症状としては、腹痛、下痢、嘔吐などがあげれます。原因としては、毒、化学物質、細菌が考えられます。
 まず毒ですが、自然界には、自衛などのため毒を持つ動植物はたくさん存在します。 これらを摂取してしまうことにより、健康に悪影響が出てしまうケースで、フグなどの例があります。
 そして化学物質ですが、これは事件にもなった「砒素」があげられます。 自然界には存在しないが、なんらかの目的で作られた化学物質を誤って摂取してしまったケースです。
 最後に細菌です。実は日本における食中毒の原因の中でもっとも多いのは細菌によるものです。 もちろん細菌全てが悪いわけではなく、乳酸菌や納豆菌のように我々の生活と助けてくれたり、 新しい味を提供してくれるものも多くいます。 ところが、人間に悪影響を与える細菌も世の中には多数存在しており、 これらの取り扱いを誤ると食中毒を起こし、さらに被害を拡大させてしまう結果となってしまうのです。

家庭での対策

 まずは、細菌を持ち込まない、繁殖させないことです。 買い物をする時は、必ず消費期限を確認し、スーパーで食品コーナーは最後に立ち寄り、 帰宅したら、まず冷蔵庫にすぐに入れることです。
 以外と多いのが、冷蔵庫を「万能貯蔵庫」だと思っているケースです。 冷蔵庫にいれておいたとしても、細菌が増えないとは限りません。 そして、正しい冷蔵庫の使い方を知らなければ、リスクはどんどん高まります。 典型としては、冷蔵庫へのモノの詰め込みすぎです。冷蔵庫には、冷気が通る道筋が必要です。 隙間なくモノが冷蔵庫に詰め込まれると、冷気の通り道がなくなり、 結果、モノが冷たくならず、細菌の繁殖条件を助けてしまいます。 冷蔵庫は、容量を守り、正しく使うことが重要です。
 調理の際にも細菌増殖のリスクがあります。タマゴを割ってから長く放置することや、 肉を切った包丁を洗わないまま別の食べ物に使用するなどは、あってはならないことです。 冷凍庫から出して解凍する場合も常温で解凍せず、一気に電子レンジなどで解凍し、 続けて加熱調理を行うか、冷蔵庫で時間をかけて解凍するかを行ってください。
 また、言うまでもないことですが、食べる前には手を洗い、 食器などにも気を使いましょう。乳幼児、老人のいる家庭では、スプーン、フォーク、 ハシは、煮沸消毒することも予防に効果があります。

店舗・事業所での対策

 店舗、事業所での食中毒は、経営に致命的なダメージを与えます。 前項の家庭での対策は、当然として行う必要があります。 さらに、健康保菌者の発見に努める必要があります。 例えば、サルモネラ菌を持っている人すべてが食中毒症状を起こすわけではないのです。 菌を保有していたとしても、食中毒症状がでない人もいます。 このような人を「健康保菌者」と言います。 この人たちが、調理作業にあたり食品に菌を移してしまうことで、 食中毒が発生するケースがあります。
 このような事故を未然に防ぐには、定期的な検便検査がかかせません。 検便検査により菌の保菌者かどうかが判断でき、保菌者が発見された場合に、 感染防止の措置をとることができます。

食中毒対策のリンク

対策.NET トップへ